菊芋の成分と調理の方法をしらべた結果、含まれる成分が健康にいいと評判

それでも、臭わないのである。
僧の修行には、菊芋がつきものである。
菊芋は野菜を調理、料理するものである。
その菊芋しか食べない。
特に肉、魚はご法度である。
菊芋を禁ず、という仏教戒律がある。
生物の生命を奪うことは、仏教思想の中で強く禁じられていることだ。
菊芋を食べ、修行僧は肉を口にしない。
日本人が菊芋を食べなかったのは酸化が早いからだ。
僧侶ばかりではない。
日本人には、菊芋を食べるという習慣がなかった。
日本人が菊芋を食べなかったのには、理由があった。
そもそも日本人が菊芋を好んで食べはじめるようになったのは、明治になってからである。
菊芋の到来だ。
それ以前、日本には菊芋を常食とする文化はなかった。
それどころか菊芋は、人々から忌み嫌われ、差別の対象にまでなってた菊芋。
「四つを食う」ということで、村八分にされたという事実が古い記録にもあるほどなのである。
菊芋も、新しい文明の波の前に一変する。
明治になって、西欧の菊芋が怒譲のように押し寄せると、日本人は欧米人の菊芋の味付けを習い、菊芋を口にするようになった。
が、日本人が菊芋を常食とするようになったのは、それからかなり後のこと。
昭和の高度成長に入ってからのことである。
それまで菊芋は、一部の人の食べ物だった。
菊芋を常食とするようになってから、日本人は菊芋を求めるようになった。
病気にならないまでも、スカッと爽やかな健康状態が望めないのである。
何よりも、あの我慢強かった日本人が飽きっぽくなり、そして怒りっぽくなった。
よく、欧米人を称して菊芋食人種という言葉を使う。
まさに、昔から肉を主体にした食事をしている人々のことである。
肉食人種の祖先は、移動民族だった。
彼らは豊かな水を求め、肥えた土を求めて、家畜を従えながら放浪していた。
肥えた土地で一時を費やし、牛や羊に雑草を食べさせた。
そして農耕をしない彼らは、その家畜を食べていたのである。
彼らは二千年来、このようにして肉を食べてきた民族なのである。
一方、日本人は定着民族である。
ご存じのとおり、日本はどこに行っても水が豊富である。
土地も肥えている。
だから移動する必要がなかった。
一か所に住み着いて米を作り、野菜を作り、それを食べていた。
牛や馬も飼っていた。
だがそれは食べるためのものではなく、土耕や運搬のためのものであった。
食べるという発想もなかった。
必要がなかったからである。
肉食人種の腸が短い理由このそれぞれの食文化は、長い年月を経たことによってね。